さて先日書いた記事のバッテリー、自分のMEDIASに限ってなのですが

付属のケーブルでの充電はOKなのですが、

一般的なUSB-microUSB-Bケーブルで充電するとうんともすんとも言わない。。。

なぜ。。

さすがに焦りましたが何とか解決まで持っていきました。

え？不良品？

さすがに焦りました。なんで充電できないのかと、


まぁこれでも電気屋の端くれなので問題の切り分けのため解析開始

Willcomに接続する⇒充電OK

知人のXperiaに接続⇒OK

自分のMEDIAS NEC-102(N06-C)に接続⇒無反応

付属のケーブルで接続⇒OK

付属のケーブルはUSB-丸いコネクタ(VDD-GNDのみ)-コネクタ経由でmicroUSB-B
コネクタはIPhoneや銀河やら付け替え可能

ここから推測するとmicroUSBコネクタのVDD,GND以外の端子DP,DMとあともう一つ(N.C.でした)
がVDDかGNDに吊るか、作動で見るために特定の抵抗で短絡、もしくはOpenにされていると思われます。

チェッカーで確かめたかったんですがmicroUSB端子の中が小さくて当たれないので断念


USBの充電モードについて調べたところ。。。
USBバッテリ充電の基礎：サバイバルガイド
ここにほぼすべて詰まってました。

で、簡単な差を図解したのがこれ
http://japan.maximintegrated.com/images/appnotes/4803/4803Fig04.gif


こういうことでした。

バッテリーのDP/DM間の抵抗値を測ってみたところ約50kΩ
つまりStandard Downstream Port(SDP)となっている模様。

AndroidはDedicated Charging Port(DCP)を使用していることが多いようなのでこちらにかけることに

まずはUSBケーブルを絶縁テープと適当な金属片くっつけてDP/DMを短絡



充電成功！(スマホで写真撮ってるので充電シーンが撮れないｗ)

ただし、USBケーブルの改造だと面倒なのでバッテリー側の短絡を試みました。

用意したのは金属テープ



こいつを3～4mmの幅にきりとりこんな感じに短絡



問題なく充電ランプ点灯！

これでソロキャンプが捗りますね！

(DP/DMの短絡については自己責任の上実施しております。
VDD/GNDとの意図しない短絡や設計上の意図しない短絡により破裂、炎上などの
可能性も否定できないため真似しての事故を起こされても当方は責任を負えません。)


銅箔テープ 38mm×5M
うは、たっけぇ

100均のアルミテープでいいんじゃないかと思います。